死刑執行の責任は法務大臣にあるの?


安倍内閣で谷垣氏が法務大臣に就任しました。


そこで話題になっています。
法務相麻原彰晃死刑囚に死刑執行命令を出すか
どうか。


以前から疑問に思っていたことがあります。
死刑執行の責任は法務大臣にあるの? 
ということ。


死刑判決を出すのは裁判所。
本来は、法務相は事務的に死刑執行の命令を出すべき、
と、法律によって決められています。
(下記 Wikipedia 参照)


一部に死刑廃止を求める人たちがいます。
しかし、その人たちは法改正を求めるべきで、
死刑執行命令を出した法務相を叩くのは間違っていると
思います。


Wikipedia より)
刑事訴訟法475条第1項は「死刑の執行は、法務大臣の命令による。」
と定める。この命令は、判決確定の日から6ヶ月以内に
しなければならないが(刑事訴訟法475条第1項本文)、
上訴権回復、再審の請求、非常上告、恩赦の出願・申出が
されその手続が終了するまでの期間及び共同被告人で
あった者に対する判決が確定するまでの期間は算入されない
こととなっている(刑事訴訟法475条第2項但書)。