竹の開花

ご近所の家の庭にある笹が一斉に開花しました。
あまりきれいな花ではありませんが。


笹も竹の一種です。
俗説によると、竹は60年に一度一斉に花を着け、その後枯れる、
とか。
しかし、専門家の間でも諸説あるようです。


(研究生命)
研究者がある学問分野を選択するのは早くて20歳頃。
そして定年を迎えるのは60歳とすると研究を続けられるのは40年間。
幸運にも定年後も研究を続けられるとしても80歳くらいまで60年間。
それを仮に[研究生命]と呼びます。


竹の研究者が研究生命の間に竹の開花に立ち会うことが出来るのは
多くて2回、そしてどこで起こるか予想がつかない。
とすれば、なかなか解らないのも無理はありません。


私、運よく、いつも観察できるところで竹の開花に立ち会うことが
できました。その後の経過をまたご報告します。


話は変わりますが、水族館の人に聞いたことがあります。
「亀の寿命が解らない」と
前記の話と同じで、亀は一研究者の研究生命より長く生きるため
寿命が確認できないそうです。
一例として「あそこの水族館の亀は**年から生きている」という
記録はあるようですが、一般論じゃない。解らないそうです。


よく似た話ですね。