トンデモ判決

今日名古屋高裁でとんでもない判決が出ました。


イラクへの自衛隊派遣に反対する人たちが、国を相手取り
派遣差し止めと慰謝料を求めた裁判で、
自衛隊の活動は憲法9条に違反している」 としながら派遣
差し止めと慰謝料請求は棄却しました。
つまり原告敗訴ながら、自衛隊活動は憲法違反、という判決
です。


これで国は勝訴ですから最高裁への上告はできません。
一方原告も敗訴ながら「憲法違反」 の判断が出たため、
上告はしないでしょう。


双方を丸く収めた「大岡裁判」 と思ったら大間違い。
自衛隊派遣は違憲」 という判例が残ります。
そして控訴できない。


裁判官は自分の出した判決が上級審で取り消されると、
成績評価が下がるのだそうです。
双方が控訴できないような判決を出した。自分の保身の
ために・・・ちょっと穿ち過ぎでしょうか?


裁判長は青山邦夫氏です。


追記
後の報道によると、青山裁判長は定年を前に3月末で
依願退職、地元・名城大学への転進が決まっているそう
です。
上に書いたようなセコい事情ではないようです。
だけど、ねー。