かんぽの宿売却のドタバタについて思う


日本郵政かんぽの宿を売却することにしました。持っていても
赤字続きで、民間で運営したほうが良い、との判断でしょう。


入札の結果、オリックスが70施設を一括で買い取ることになり
ました。土地代と建設費合計2400億円、簿価123億円のもの
を、109億円で。


ところが各方面から非難ゴウゴウです。「安すぎる」 と。
鳩山総務相も反対意見を言っています。
日本郵政は民営化されましたが、その株はまだ日本国が持って
います。したがって総務相筆頭株主の代表なわけで、不満を
言うのは理解できます。


しかし、オリックスは正規の競争入札の結果、競り落としたもので、
それに文句をつける、ってどう?
入札制度をナメてない?
他の応札社はもっと安い値段と評価しているんですよ。


「入札なんて、しょせん談合の結果だろ」 とみんな思ってる、
ってこと?


与党も、野党も、マスコミも、総務大臣までも。