名古屋市議会対河村市長、第1戦


河村新名古屋市長と市議会の初対決となる6月定例市議会が終わり
ました。


この4月の市長選で、河村氏は民主党推薦で当選しました。
名古屋市議会も一応民主党が第1党なのですが、選挙前、
民主党名古屋市議団は他の人を推薦していました。ところが中央の
指示で河村氏を推薦することになった、といういきさつがありました。


結果、河村氏の圧勝でした。
というわけで、河村市長対市議会という図式になるわけです。


注目の、公約であった「市民税10%減税」については継続審議に
なりました。
「否決」ではなく「継続審議」にしたあたり、議会も市長を尊重
した格好。
市長も議会解散など強硬手段を採らなかった。
双方、大人の対応をした印象です。


市長談「役所が嫌だというなら別だが、議会が賛成しなかった」


もう1つの公約「市長給与の引き下げ」 は可決されました。
また、「市職員の給与引き下げ」 については持ち越し。


市民は河村市長の市政改革に期待しています。
中日新聞も「河村ウオッチャー」なる連続コーナーを作って
注目しています。
裏情報としては、市職員の中にも歓迎している人が多いとか。


名古屋市政が面白い。
河村さん、がんばって下さい。