豪雨と水不足
中国地方と九州で豪雨災害に遭われたみなさんにお見舞い申し上げます。
一方四国では水不足。とくに早明浦ダムの水を利用されている皆さんは
お困りでしょう。この雨でほっと一息ですか。
100kmも離れていない地域で豪雨災害と水不足。皮肉ですね。
というところで、水不足についてあらためて書いておきます。
ダム建設反対派の人たちは「水は余っている」 といいます。
それでは毎年のように起こる水不足をどう考えているのか?
以前、「人力検索」 で質問したことがあります。
その時の答えは、おおよそ
「地域によって余っている所もあれば不足しているところもある」
ということでした。
それなら、地域を限って議論しましょう。
徳山ダム導水路建設の是非でゆれている名古屋市は?
あるダム反対派の方のご意見では
「名古屋市の月平均水需要と水供給力を比べると余裕がある。
だから水は余っている」
とのことです。
違うでしょう。
年間の(月平均の)水需給で比較してはいけないでしょう。
渇水期にも需要を満たすことが出来てはじめて「余っている」
と言えるんじゃないでしょうか。
(それぞれの記事はNET上に残っていますが、発信者の批判
になりますので、リンクは貼りません)
民主党政権になるとダム建設反対派は活気づく予感がします。
しかし冷静に議論しましょう。米国式の「ディベート」 を
やっているわけじゃないんですから。
どちらが住民の幸せにつながるのか。それだけを考えて。