新聞が無くなるとどうなるか


紙の新聞の販売が低迷しているようです。
Netの無料の情報で十分だ、という声が各所から
上がっています。
どうなるんでしょう?


今朝の中日新聞に興味ある記事が載りました。
米国の一部地域で、実際に新聞が無くなってしまった
地域が出来たようです。


情報を寄せてくれたのは、ミネアポリス連邦準備銀行
上級エコノミスト、サム・ジュルホファー氏。
「新聞は重要か?」 との題です。


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その地域はケンタッキー州・コビントン市とその周辺。
地元紙2紙が3年前に廃刊。最後まで残っている1紙も、
同市には取材拠点が無く、当然、記者もいない。


それによって、地域住民が地元の問題を知る機会が
激減した。


すると、選挙の際
・立候補者数減
・現職の勝率アップ
・投票者数減
になった。
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そうなのです。Net情報も元をたどると新聞記者が
取材したものがほとんどなのです。


中日新聞さんの記事ですから、多少割り引いて考える
としても、確かに新聞が無くなるのはちょっと困る
かもしれません


「Netユーザーが地元の情報を発信するようになる」
という意見が有りますが、「無料で、客観的に、正確に」
が実現されるのにはもう少し時間が掛りそうです。


そう書くと異論が出てきそうですけど。
「じゃあ、今の新聞は客観的で正確か?」 と。


そう言ってますよ。 中日新聞さん。