柳田法相を擁護する


この週末のニュースショーで柳田発言の様子を沢山
見ました。


それで思ったことは
「この人はただのバカじゃない」


例の国会答弁
「個別の案件には・・・」 と「法に照らして・・・」
について彼は
「官僚の作る答弁案がこの二つしかなく、それに
 沿って答弁するとこうなる」
と自嘲の気持ちをこめて言った、とも受け取れます。


昨日、記者団の前での
法務省の事務方に、『もっと踏み込んだ答弁が
 できるよう検討してくれ』 と指示してきた」
との発言からも、そう判断できます。


すると、こういう反論があるでしょう。
民主党政府は官僚主導の国会答弁を止めるん
 だったはず」


なれない議員の主導で国会の議論が混乱するのは
かまいません。
しょせん、コップの中の嵐ですから。
ところが、そこから出てくる政策が、あちこち
で不具合を起こしているのはご承知のとおり。


やっぱり政策通である官僚の意見も聞くべきだ、
と思うのです。




追記
と、こんなことを書いていたら、ニュースによると、
柳田さんは自ら法相辞任を申し出られました。
残念。
いつか復活されることを期待しています。