減反なんかやってる場合じゃない
政府(農林水産省)は、あいかわらず減反政策を
維持しています。
理由はわかります。
国内のお米の需給バランスをとるため。米余りで
米の価格が下がるのを防ぐため。
そして、もう一歩踏み込むなら、議員さんにとって
大票田である農協さんに良い顔をするため。
でもねー。
水田の効用は、いまさら書くまでもなく広範囲です。
もちろんお米を作ること以外で。
・地下水の涵養
・水資源の安定供給
・生物多様性(この言葉はあんまり好きではありません
が、まあいいか)
止めようよ。こんな政策。
お米が余ったら、政府が買い上げて輸出(援助)すれば
良いじゃん。
・・・と思っていたら、超強力な援護射撃がありました。
国連食料農業機関(FAO) 事務局長の発言
「世界は新たな食糧危機に近づいている」
として、食糧増産への投資、貿易の促進に向けた
各国の協調を訴えました。
そうですよ。