電力需要を減らすには
東京電力管内の電力需要を減らさなくてはなりません。
そのうえ、ここへきて中部電力管内も。
事情は皆さん先刻ご承知。
節電策がいろいろ提案されています。
が、今日の日経新聞朝刊を見ていて、
(京都大学・若杉教授の稿)
肝心なことを忘れていることに気付きました。
もちろん忘れていたのは私だけでしょうけど。
経済の大原則 「商品の価格と需要は反比例する」
です。そうでしたね。
東電はじめ電力各社は電気料金の値上げを計画
しています。
それは、発電コストの上昇と、原発被災者への
補償費用のため、と思っていました。
もちろんそれもあるでしょうが、もう一つの
目的は電力需要の抑制、でした。
電気料金が上がれば需要は下がる。
計画停電など、むりやり電気の供給を止めるより、
自発的な節電のほうがずっと良いですよね。