AIJ投資顧問の破綻について


AIJ投資顧問が実質破綻しました。
厚生年金の資金を預けていた人達は大損害です。


しかし考えてみれば、他より有利に資金を運用する
にはリスクを伴うもの。
国債利回りよりも良い利回りを得るためには、危険が
伴います。


どの投資会社も、リーマンショック後の、株価、
債権の暴落で損を出しているはず。


従来、高い利回りを出しているところほど、高い
掛け(賭け)倍率で運用しているわけで、こういう
ことは起こり得る、との覚悟が必要だったわけです。


問題点はいろいろ出てきています。
・収支報告書がウソだった
社保庁OBがAIJを推薦していた
など。


しかし、AIJ経営者に損害賠償を請求したとしても
戻ってくる可能性はほとんどありません。


厚生年金基金の中で、多いところは資金の30%
くらいをAIJへ運用を任せていたらしい。
お気の毒ですが 「諦めましょう」 としか
言いようが無いです。