風車あれこれ

風力発電や風力利用について勉強しています。

風力利用といえば風車、風車といえばオランダですね。
あの風車は低い土地に浸出してくる水を排出するためと
昔、聞いたことがあります。
従来の風車の目的はは井戸水を汲み上げるため(揚水用)と
穀物の製粉用が多かったようです。製材の鋸を駆動させるもの
もあるそうです。

発電に使われるようになっていろいろな型が開発されました。
一番ポピュラーなのは飛行機のプロペラの形をしたもの
(プロペラ型)です。ほかにオランダ風車の形(オランダ型)
もよく知られています。これらは風の吹いてくる方向に頭を
向けてやる必要があります。
それに対して最近、流体力学の粋を集めた新型風車が出ています。
これらはどちらから風が吹いても回ります。ダリウス型、
サポニウス型など、いろいろ開発されています。

大電力を発生する大型の風車はほとんどプロペラ型で、
大きいものはプロペラの直径が100m以上になります。
これ1機で1000kw以上の発電ができます。
参考までに、われわれの家庭の使用電力は最大の時で5kw、
平均すれば0.5kw以下です。