黄砂

今年も黄砂が降る季節になりました。
黄砂とは中国奥地の砂漠で巻き上げられた砂が偏西風に乗って
日本まで運ばれるものです。

ラジオを聴いていましたら、こんなことを言っていて驚きました。
「黄砂は炭酸カルシウムを含んでいてアルカリ性だから、酸性雨
の中和に役立つ」
・・・へえ×82 
驚いたと同時に私はそういう視点で黄砂を見ていなかったという
目からうろこが落ちる思いでした。
(なにしろ車の運転中に聞いたので、メモすることができなかっ
た。炭酸カルシウムというのは違っているかもしれません)

さっそく調べてみました。確かに若干アルカリ性かもしれない。

・調査方法
黄砂のサンプルは車のボンネットに残っていた埃(先日の雨で
付いたもので、通常の埃でなくいかにも黄砂を含んでいる様子
のもの)
まず、水道水で濡らしただけの雑巾にPH試験紙を押し当てる
これを標準色とする。
次に、その雑巾でボンネットを拭いて埃を付けそこにPH試験
紙を押し当て、その色と標準色とを比較する。
・結果
色の違いはほとんど無いが、埃を拭いたほうの試験紙の色が
若干アルカリ側か。

酸性雨と共に降ってきた埃(黄砂)が水道水と同じPHという
ことはやっぱり黄砂には酸性雨を中和する働きがあるのかな。

綿密な調査をすると面白いかも。
誰か「トリビアの泉」に応募しませんか。僕はしないけど。