無宗教・日本 その2

日本は無宗教の国、といったら疑問を持たれる方も多いと
思います。
国民の大多数は仏教徒、お正月には神社が人であふれるし、
結婚式は教会でという人が多い。どうして無宗教なの、と。

しかし今の仏教は、家族が死んだときにもっともらしい儀式
を行ってくれるから付き合っているだけ、という人が多い
ように思います。
同様に結婚式も初詣も、その儀式が人々の感性に合っている
ため慣習として根付いているだけで、決して信仰ではない、
と思います

イスラム教やキリスト教の信者のように信仰のために死んで
も良い、という人は日本には居ないでしょう。
宗教のために命を投げ出したのは、おそらく戦国時代の
一向一揆までじゃないでしょうか。

時々、新興宗教で狂信的な人たちが現れますが、あれらは
終末論で不安を煽ったり、教祖がエッチだったりと、本物で
はありません。