バイオ燃料

バイオマスを原料にした自動車用燃料が話題になっています。
自動車にはガソリンエンジン用のガソリンとディーゼルエン
ジン用の軽油がありますが・・・

ガソリンの代替にはエタノールが使われます。
ガソリンにエタノールを混合する割合を、例えば3%混ぜた
ものを「E3」50%混ぜたものを「E50」というように
表記します。
E100でも車は走り、性能は遜色ないそうです。
ただし、エタノールはゴムや接着剤を溶かす性質があるのと、
吸水性があるため、自動車の燃料系統を改良する必要があり
ます。

日本政府は今後E3を普及させる計画です。
バイオマスから作られたものを「バイオエタノール」と呼び、
原料であるバイオマスとしては、トウモロコシ、サトウキビ、
小麦がよく使われます。
それに対して「人間の食料を自動車燃料にしてはいけない」
という批判が出ています。

そこで、ホンダは稲わらからエタノールを作る技術を開発し
たそうです。
しかし、稲わらもナー。

ディーゼルエンジン用については、また次回。