バイオ燃料その2
ディーゼルエンジン用バイオ燃料をバイオディーゼルフュエル
(BDF)といいます。
植物性の油から作ることができます。
個人で、廃てんぷら油を改質して自分の車に使うことが始まって
います。
しかし、大規模にすると廃油を集めるのが大変なので、企業化は
難しそうです。
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理論上は廃てんぷら油をそのままでも使えます。勇気のある挑戦者
のかたがたは実行していますが、エンジンの始動性が悪くなったり、
フィルターが詰まったり、と苦労してみえるようです。
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空き地で菜の花を育てて、菜種油を採り、BDF化しようとする
グループがあります。
企業や団体のイメージ戦略としてはグッドアイデアですが、
実用性、つまり費用対効果という面から見るとどうなんでしょう。
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12月29日 追記
ディーゼル用バイオ燃料、もう一つ書き忘れました。
ジメチルエーテル(DME)
これ100%で走行可能です。
(作り方)
バイオマスを空気を遮断して加熱します。すると木ガスと呼ばれる
可燃性のガスが発生します。主成分は一酸化炭素COと水素H2
です。これからメタノールを合成して、DMEに変化させます。
BDFとは違い、大規模な装置が必要です。
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