北朝鮮制裁

先日北朝鮮が核計画申告書を提出して、米国はテロ国家指定を
解除しました。それに呼応して日本も対北朝鮮制裁の一部を
解除しました。


その時のマスコミの論調は
拉致問題を棚上げにした制裁解除には反対」
でした。


今日の新聞によると(7月12日 中日新聞朝刊)
日本政府は6カ国協議の場で
拉致問題が解決しない限り経済・エネルギー支援には加わ
らない」と表明しました。


それについての記事で、見出しは
「『拉致』で不参加、日本包囲網も」
「韓国は失望あらわに」
だって。


別のマスコミでは(どこだか忘れました)
「(北朝鮮に在るとされる)レアメタル争奪戦で日本は出遅
れる」


なんたる定見の無さ


マスコミは、その時々で取材した人の意見を報道するのだ、
と思えばそれまでですが、これらの見出しの内容が世論に
影響を与えていることを自覚すべきです。


日本は「拉致問題解決までは非協力」をこれからも主張
すべきです。
正義は我に在り。