石油備蓄

昨日の日記でWTI価格と国内のガソリン価格の関係を
書きましたが、それの関連です。


先日のテレビ番組で、ある有識者がこう発言しました。
読売テレビ系列 たかじんのそこまで言って委員会
「WTIを暴落させる引き金を日本が握っている」


その意味は・・・
WTIは先物相場で、投機の対象になっている。
何かのきっかけが有ればガタガタと暴落する可能性が
ある。
そのきっかけの1つが、日本の石油備蓄。
「この際、石油備蓄を取り崩す」と福田首相が発言すれ
ば、それが引き金になる可能性がある。


引き金を引かなくても、WTIは下がったんだから、
まあいいか。


投機で稼いでいた人たちは、きっと大損してるよね。
ざまあみろ!


・・・・・・・・・・・・・
ところで、石油備蓄とは
「石油備蓄の確保等に関する法律」 により
民間業者に70日以上の備蓄を義務付け、その外に
国家備蓄を90日以上の備蓄をすることになって
います。
目的は書くまでも無いでしょう。


今年7月時点で、
民間業者に 2.5億バーレル(79日分)
国家備蓄に 3.0億バーレル(98日分)
が備蓄されています。


備蓄基地は民間(北海道石油共同備蓄(株)
苫小牧)ほか、全国に17箇所。
国家備蓄で全国に10箇所あります。