Netの力


国籍法改正が12月5日国会で成立しました。


要旨は、日本人の父親が認知すれば外国人女性との間に出来た
子供に日本の国籍が認められる。父母が婚姻関係に無くても。
ということ。


問題点は、父親による偽装認知が出来てしまうこと。


国会では公明党民主党の一部の議員も賛成していたため、
反対意見を述べる議員を軽視して、簡単に賛成決議がされて
しまったようです。


Net上では賛否の意見が交錯していました。なかでも反対が
多数でした。
それを見て(議員さんへのファックス攻勢もあったらしい)、
国会では土壇場で異論が出始めましたが、時既に遅し、で成立
してしまいました。


国会議員の不勉強。情けない。


しかし、別の見方をすれば、Netでの多数意見が国会への圧力
になる程の力を持ってきた、ということです。


今後、Net世論が政局にどう影響するか、見ものです。