住宅建設数


新設住宅着工戸数というのは経済指標の重要な一つです。
住宅業界はすそ野の広い業界で、かつ、消費者にとっては大変高価な
買い物だからです。


その新設住宅着工戸数、10月分が発表されました。
前年同月比119.8%、1〜10月累積前年比104.2%
季節調整済年率に換算して102.7万戸。


「ええっ。うそー」 という声が聞こえてきそうです。
この不況のなかで?


これには理由が2つ考えられます。
・前年の今頃は、建築基準法の適用の厳格化で住宅着工が激減して
 いた
・住宅建設は景気の影響が遅れてやってくる


そしてまた、住宅着工に影響しそうな政策が実施されるかも
知れません。住宅ローン減税です。
自民党税調で過去最大(10年間で500〜600万円)の減税が
認められました。


そして消費税アップが具体化すれば、その前の駆け込み需要も
考えられます。