ヤクルトお姉さん


私の勤める会社へ、昼休みにヤクルトのお姉さん(おばさんと書きたい
ところですが、若い人もみえるでしょうからお姉さんと書きます) が
やってきます。毎日。
ヤクルトの制服を着て、専用スクーターに乗って、
クーラーボックスに商品を詰め込んで。


私たちが食堂で昼御飯を食べているとき、ヤクルトや
ヨーグルトなどのデザートを売っていきます。
値段はいろいろですが、平均1個100円くらいでしょうか。
そして、走るようにして次の会社へ向かいます。


当社の食堂にいるのは10人くらい。売れる数は3〜5個。
私たちも人が良いので、顔を見るとつい買ってしまいます。


私は思います「あれで商売が成り立つのだろうか」 と。


試算してみました。


昼休み、時間をずらして取る会社もあるので上手に回って、10社
回れるとします。1社で売れる数が5個としますと、一日で50個
販売。
商品1個の利益を1個50円とすると、
お姉さんの売り上げる粗利は1日 2500円。
(この試算、多めに見積もったつもりです)


働く時間が、営業所で商品を受け取り、出発して、帰着するまで3〜4
時間でしょう。


制服やスクーターの経費も要るでしょうから・・・


私はヤクルトさんのシステムを全く知りません。想像で書いただけ
ですが・・・


世の中、厳しいですね。