新聞は生き残れるか


Netを見ていますと、いろんな情報が飛び交っています。もちろん
ニュースも。


ご当地「はてな」とそこから辿った記事を見ているだけでも、
「新聞なんか要らない」 と思っちゃいます。


ただし、Net情報には間違いも有ります。誰でもチェック無しで
何でも書き込めるのですから。
良い例が、2007年12月に韓国で起こった外国籍の貨物船と
韓国籍のクレーン船との事故の顛末(*下記)


ところで、今日の日記はそのことではありません。
Net上では紙の新聞に対する批判が渦巻いています。
拾い読みしてみると、およそ次のようは感じです(拾い読みなので
引用元が書けません。悪しからずご容赦ください)。


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新聞記者は、どんな時でも記事を書かないと上司から叱られる。
そのため、無理やり記事を書く場合、こんな傾向になる。
・センセーショナルな内容が好き
・読者が期待する記事を書く
・自らを正義だと思わなければやっていけない
こうして書いた記事がNetでよく批判の対象になる。
・・・・・・・・・・


それでは、今後紙の新聞は生き残れるのでしょうか。
「新聞社がんばれ」 という話を2題。


その1
確かにNet上でニュースは読めます。無料で。
しかし、よく見るとそのニュースを書いたのは新聞記者、という
場合がほとんどです。
つまり、新聞社が無料でNetにニュースを流すのがいけないの
です。とはいっても「他社がやっていれば、当社もやらなければ
競争に負ける」。つらいところですけどね。


その2
実は我が家は一時期、上記のような理由と、新聞の内容があまりに
偏向している(と思って)、○○新聞を取るのを止めました。
ところが、当然ですが、折り込みチラシも来なくなります。
家族に不評。というわけで1か月ほどで復活しました。


私はこの日記で新聞批判をよくやりますが、それは良い記事を
書いてもらいたくて、(それと自分のストレス発散で)書いて
いるだけで、決して「新聞社つぶれろ」 とは思っていません。
念のため。


(*)2007年12月に韓国の港外に嵐を避けて停泊していた
   外国籍の貨物船と、引き船に曳航され自力で航行できない
   韓国籍のクレーン船が衝突し大量の重油が流出しました。
   2008年12月に韓国の裁判所で判決が下り、
   停泊していたほうの貨物船の船長(インド人)が有罪に
   なり、懲役刑になりました。理由は、クレーン船は自力で
   航行できないのだから貨物船のほうが避けるべきだった、
   ということ。
   もちろん、貨物船の船主は抗議しています。それにNet上で
   尾ひれがついて、世界中の船員組合が抗議のため船を韓国へ
   寄港させるのを拒否している、という話になってしまいました。
   どこまでが事実で、どこからが虚構か、私にはわかりません。