水資源ビジネス


今日の日本経済新聞より
日本のプラントメーカー、ゼネコン、商社など30社で
「海外水循環システム協議会」 を作り海外へ水資源ビジネスを
売り込む計画だそうです。将来起こるであろう水不足に対処する
ため。
政府、研究機関、地方自治体も側面協力するのだそうです。


私はこれに対して3つの疑問点があります。


疑問・1
地球温暖化 → 少雨 → 水不足」 という単純な図式が
本当に起こるのか?
・・・これは起こりそうな感じ。少なくとも対応策を練っておく
べきでしょう


疑問・2
水の絶対量が不足するのに、どう対処するのか。
まさか、日本から水を持っていくわけにはいかないでしょうに。


それについては、具体的なビジネス案に書いてありました。
・排水処理(生活排水を工業用水に再利用する)
・海水淡水化
上下水道の運営


なるほど。頑張ってください。


そして第3の、最大の疑問
疑問・3
30社といえば、関係する主だった企業がほとんど参加して
いるのでしょう。
廃水処理にしても、海水淡水化にしても、みなさんそれぞれ
に独自の技術を既にお持ちなのに、全員参加で協議会を立ち上
げた意味は?


なにか乗り越え難い壁があるのでしょうか。
それとも公的補助金狙い?