海賊対策・その2


今日の日本経済新聞によると、ソマリア沖海賊対策が具体化
してきました。
与党の「海賊対策に関するプロジェクトチーム」 で検討が
進んでいます。


以前、それに関する日記を書きました 
       ↓
http://d.hatena.ne.jp/junti/20081119


今回の案によりますと、新規立法でなく、現行の自衛隊法に
基づく海上警備行動の発令でやることになります。


具体案 
  ・日本籍船を中心に商船団を組み、海自艦が伴走する
  ・自衛官は逮捕の権限が無いので、司法警察権を持つ
    海上保安官が同乗する
  ・外国船は警備できない。警備出来る範囲は、日本の
   貨物、又は日本人が乗っている船、まで。
  ・武器使用については結論を持ち越した


(武器使用についての問題点)
警察官職務執行法7条により、正当防衛、緊急避難に限る、
となっており、急迫性について具体的に決める必要がある。


以前、自衛隊イラク派遣の時にも思ったのですが、
どういう武器を持って、どういう状態になったら、どういう
反撃をするか、を国会で論議する、など、バカげている。


今度の例でいえば、自衛隊 VS 海賊 の戦いです。
敵に行動基準を知らせておいて戦え、ってバカじゃないの。
自衛隊員がかわいそう。


おごるな、国会議員。って思います。そう言うと、きっと
こう返答されるでしょう。
「それが、『文民統制』 だ」 と。


でも、間違ってる。