ガソリンスタンドとの付き合い方


私はガソリンスタンドの関係者じゃありません。(アルバイトを
していたことはありますが) ですから、そんなに詳しいわけじゃ
ありません。業界に詳しい方は、笑って聞き流してください。


普通の人がガソリンスタンドへ給油に行くと、店員さんがガソリンを
入れながら、灰皿の掃除、窓ふき、エンジンルームの点検、タイヤ
チェック、などをやってくれます。


ガソリンスタンドの立場から言うと、価格競争が厳しい昨今、
ガソリンの売り上げだけじゃ儲からない。ですから、車の点検を
して不具合を見つけて、回復のための用品を売り込むのが重要な
仕事です。


多いのはエンジンオイルの補充、交換、ウィンドウウオッシャー
の補充、冷却液の補充、交換、ガソリンタンクの水抜き剤入れ、
などです。
しかし、店員さんの言うことを唯唯諾諾(いいだくだく、と読む
んですよね、麻生さん)と聞いていたら余分な物まで買わされます。


例えば女房の経験ですが、「ブレーキ液のカップ内交換」という
のをやられたことがあります。見た目がきれいになるだけで、
なんの効果も無い。もちろん料金を取られて。それを聞いて
「そんな店、二度と行くな」 と言ったことがあります。


(参考までに書きますと、ブレーキ液というのはブレーキペダル
 側のシリンダーとホイール側のシリンダーの間で油圧を伝える
 もので、エンジンルーム内のカップリザーブタンク)内の液
 は文字通りリザーブでしかない。交換する意味はほとんど無い)


詳しくない人のために書きます。
・エンジンオイル・・・1万kmごとの交換で十分。補充はお願い
    すべき。
・ウインドウウオッシャー・・・よほどの寒冷地の、かつ冬場で
    なければ自分で水道水を入れればOK
・冷却液・・・数年に一度交換すれば十分。ただし、少しづつ減って
    いくとすれば、重大な故障かも。
・ガソリンタンクの水抜き剤・・・よほど古い車で、今まで一度も
    入れてなければ、入れても良い


私は自称「車マニア」。趣味は洗車です。


そういう私はどうしているか、というと、
ガソリンを入れに行って、
・窓ふきは断ります。下手に拭かれると拭き跡が残ってかえって
 見にくくなる
・エンジンルームの点検も断ります。店員さんが給油の片手間で
 する程度の点検は自分でできます
・唯一、お願いするのはタイヤの空気圧の点検だけ。
 あれは自宅では出来ない。空気入れが無いから


そういうわけですから、私はセルフのガソリンスタンドが出来た
時、まっさきにそこを利用するようにしました。