新聞の報道原理・第一法則


経済ニュースは暗いものばかり。トヨタも、ソニーも。
そしてキャノンも。おまけにキャノンはトップのスキャンダルも
噂されて・・・。御手洗さんが潔白であることを祈るのみです。


ところで、この不況の元凶である、米国住宅の販売(着工数)は
今どうなっているのでしょう。


昨年12月の実績が発表されました。
12月月間 季節調整済み年率換算55万戸。
      前月比−15.5% 前年同月比−45.5%
2008年年間 90万4300戸
      前年比−33.3%



この数字、どう思われますか。
大騒ぎしている割に以外に堅調? それとも、やっぱりだめ?


一部の新聞には「ピーク時の20%」 などという過激な表現も
見られます。確かに米国経済絶好調の頃は年間200万戸超、と
いう時期もありましたが、それは10年以上前の数字。


どうしてそんなに不況を煽るような表現をするのでしょう?
やっぱり、
新聞の報道原理第一法則「センセーショナルな内容が好き」(*)
のせい?


(*)↓ 参照
http://d.hatena.ne.jp/junti/20090114/p1



1月26日 訂正
米国住宅着工数のピークは2005年、206万8300戸
でした。失礼しました。