内需拡大より輸出でしょう


この不況克服のため、内需拡大を叫んでいます。政府も経済評論家も。
米国も中国も中東さえも不況で輸出が期待できない中、当然の判断
でしょう。


でも、内需拡大ってそんなに簡単なの? ちょっと考えてみました。


内需を大きく分けると
・耐久財・・・自動車、家電製品、住宅
・非耐久財・・・その他の小売商品
・サービス・・・旅行、外食産業  
などとなります。これらでGDPの約55%だそうです。


サラリーマンの雇用不安、賃金カットが相次いでいる中、どれほど
期待できるでしょうか。


それよりも、やっぱり「輸出とゆるやかなインフレ」の方が有益な
ように思います。「インフレは需要を喚起する」と勝手に思って
いますから。


・・・それには円安。


日本製品はまだまだ海外で人気があります。円安でコストが下がれ
ば売れます。
そして、輸入商品がジリジリと高くなってインフレ。


酔っ払い財務大臣のおかげで円安が進行しています。
やったね、中川さん。