ETC割引

先日、予算関連法案が衆議院で再可決され成立しました。
その中に「高速道路、どこまで走っても1000円」 も含まれて
いました。
条件はETCを使うこと。


NETで 「ETC割引」 をキーワードにして検索すると、アクセス
集中でページが表示されにくい状態になっています。
皆さん関心が高いようです。


よーし。この際、本州最北端と九州最南端を見て来よう。車好きの
私はそう思っています。
(親愛の情をこめて)そういうバカが他にも出てきそう。


以前民主党が「高速道路無料化」 をマニフェストに掲げていましたが、
「あんなのは、政権を取れる心配がない民主党が無責任に甘いことを
言っているだけだ」 と思っていました。
ところがなんと「どこまで走っても1000円」 が実現してしまい
ました。


この件、私に色々なことを再認識させてくれました。


(その1)
政府にはそれなりの財源が有るんだ。
埋蔵金だかなんだか知りませんが。


(その2)
やっぱり高速道路会社はETCを普及させたいんだ。
そりゃあそうでしょう。仮にETC普及率が100%になれば、
全国のインターチェンジに24時間配置している料金収受員が要ら
なくなるんだから。高速道路会社の収支構造を変えてしまうくらい
の改革になります。


(その3)
道路公団は分割民営化されましたが、通行料金は自分たちで決め
られないんだ。決定権は国にあるんだ。それも採算度外視のとん
でもない値段を押しつけられる。
逆に言うと国会議員や官僚は「民営化なんて形だけ。高速道路会社
は今でもオレたちの支配下だ」 と思っているんだ。