i−Stop


最近、車をモデルチェンジする場合、発表前にプロトタイプを
評論家に試乗させるのが流行のようです。
マツダ・アクセラもプロトタイプを公開しました。


注目はアイドリングストップを自動でやるシステム「i−Stop」
でしょう。


以前、この日記でアイドリングストップについての疑問を書き
ました。
皆さん、見に行っていただくのはご面倒ですから、ここに要約
します。


アイドリングストップをやりたくない訳
 1.(手動の場合)操作が面倒
 2.セルモーターの消耗が激しい
 3.再始動時、ガソリンを多めに消費する(ような気がする)
 4.再始動時、電気を消費する→バッテリーが消耗する
 5.(自動の場合)交差点で先頭で右折待ちしている時、
    エンジンが止まっていると不安


ところが、このマツダのi−Stopは上記の理由をほとんど
解決してしまいました。
そもそも、再始動にセルモーターを使わない。


なぜ?これがすごい技術です。


エンジン停止するとき、ピストン位置を膨張行程で止める。
すると次の始動時に、そのシリンダーへガソリンを噴射すれば
エンジンはセルモーター無しで始動する。


なるほど。これで「やりたくない訳」1〜4は解決。


そして5.は・・・
右折時、ハンドルを右へ切って停車すると、エンジンは止まら
ない!


なんと、マツダさん、私の日記を読んだのかな?
問題点を全て解決してくれた。


マツダ・アクセラ、6月発売です。