幸福実現党


宗教団体「幸福の科学」(大川隆法総裁) が「幸福実現党」 を
作って政界に進出しようとしています。党首は大川きょう子氏。


既に今度の衆議院選挙への候補者リストを公表しています。
小選挙区に300人、比例区に43人、とかなり本気です。
都議会議員選挙にも候補者を出しています。


政策をざっと見てみますと
・消費税、相続税撤廃で、景気を良くして税収を増やす
・移民を受け入れ、農林水産業、介護などに就業してもらう
・対北朝鮮政策、強硬に
自民党政治はダメ。このままでは日本が沈む
民主党鳩山氏に比較的好意的
という感じです。




ところで、宗教団体が選挙に出ることについて、憲法の定める
政教分離」 との関連はどうなんでしょう?


あらためて憲法を見てみました。
(条文は意味が変わらない程度に要約しました。)


憲法20条
いかなる宗教団体も国から特権を受け、又は政治上の権力を行使
してはならない。
国は宗教教育、宗教活動をしてはならない。


憲法89条
公金を宗教組織へ支出、又は利用に供してはならない。




なるほど。
宗教団体が選挙に出ることを禁じている訳ではないですね。