クジラとマグロと


現在、マグロの漁獲量が制限されようとしています。
クジラも既に制限、というより例外を除いて禁止されています。


他民族の食文化に干渉するな!


と、言いたいのですが今日の日記はそのこととは違います。


国際会議で、漁獲制限の理由として出されているのは、
クジラやマグロの「絶滅危惧」 です。


私が疑問に思っているのは、例えばクジラの数をどうやって
調べているのか? 本当に減っているのか? ということです。


広い海の中では大型の漁船といえども「点」 以下の存在です。
魚の探索技術が向上したとはいえ、魚群探知機だって
自船の周りの魚が探せるだけです。


どうやって数えているのでしょうか。


それで思い出すのは、絶滅危惧種オオタカ」 のことです。
もう5年前ですが、愛知県の海上の森(かいしょのもり)が
万博の会場に選ばれた時、開発予定地にオオタカの巣が見つかり
開発が大幅に減らされました。


そんな時、都心のデパートのガラス窓にオオタカがぶつかって
死んでいるのが見つかり話題になりました。


つまり、森を調べれば巣が見つかり、都心にまで飛んでくる
鳥が本当に絶滅危惧種なのか? ということです。


数の調べ方は正確なのか。恣意的ではないのか。


同じことがクジラ、マグロにもあてはまらないでしょうか。