木材自給率


政府は木材の自給率を現在の24%から50%へ引き上げる
方針を打ち出しました。


赤松農相は次期国会へ「公共建築物木材利用促進法案」
を提出する、と言っています。


また、民主党は「緑のダム構想」 も提唱しています。
森林の保水力を利用して、コンクリートのダムの代わりにしよう
というものです。


鳩山総理は「温暖化ガス25%削減」 を進めようとしています。
そのためには森林整備は欠かせません。


これらの政策は全て国内の林業振興へ向かっています。


ところで、日本の木材消費量はおよそ8000万㎥/年。
自給率 24% → 50% ということは
国産材供給量を 2000万㎥ → 4000万㎥ にするという
こと。


本の森林にそれだけの供給能力が有るのでしょうか?
もちろん生長量は5億㎥/年 ともいわれ、潜在能力は十分です。
あとは森林管理と伐り出すコストの問題です。


がんばってください。
資源の無い日本にとって、木材は貴重な自給可能資源ですから。