安全について過剰に対策をしていませんか
昨日のチリ地震津波についてです。
気象庁の予報が過大だったことが批判を浴びています。
しかし、あの予報は止むを得ない、と思います。
予測は、考えられる範囲のうち危険側にすべきです。
それよりも、たぶん自治体が出したであろう対策が過剰じゃ
なかったか、と思うのです。
私、名古屋在住で、他地方のことは気にしていませんで
したが、名古屋ではこんな状況でした・・・
津波予報は名古屋港で1〜2m。到達時刻は午後1時半
〜3時。だったと思います。満潮は6時前後。
(ちゃんと記録していませんので記憶だけですが)
それなのに、海抜0m地帯の住民に避難指示が出ました。
そして警戒態勢を解除したのは夜遅くなってから。
ちょっと、過剰反応じゃないですか?
(もっとも、住民はほとんど避難指示を無視したみたい
ですけど。)
こういう批判をすると、自治体の反論は聞くまでもなく
わかります。「住民の安全のため」
でもそれは責任逃れの対策ではありませんか?
なにか事件が起ると、そして被害者が出るとマスコミは
「責任者探し」 に奔走します。
こういう場合常には、多くの場合役所が悪者にされます。
だから・・・気持ちはわかります。
というわけで、今回の大騒ぎの責任者はマスコミ。