鳩山首相を擁護する


鳩山内閣の支持率が低下し続けています。
先週末のNHK世論調査では支持率32%だったとか。
原因の一つは普天間基地移設に対する首相の優柔不断。


私、へそ曲がりなものですから、あの優柔不断、もしかしたら
「わざとやってるんじゃないか?」 と勘ぐりました。


どういうことか?


本題に入る前に、超世界史的視点を。


世界の覇権国の推移は
  スペイン、ポルトガル
     ↓
  イギリス
     ↓
  米国、ソ連
     ↓
  現在は米国一国
     ↓
  この次は中国、インド これはすでに確定的


とすれば、日本はどうすべきか?
米国から距離を置いて中国に接近すべき。
「日米同盟を堅持」 と言いながら、少しづつ。


そう考えると鳩山さんの「じらし」 は米国政府に対して
「日本は今までと違って米国の思い通りにならない」
と思わせる作戦か、とも取れます。


結果として、普天間基地自民党時代の計画通りになるか、
他地域へ移設か、はたまた県外か、どうなったとしても
米国に ? と思わせる目的は達したことになります。


考えてみたら鳩山さん、就任以来中国に対してはイヤなこと
を言っていないですよね。


鳩山さんの深慮遠望。かな? 考えすぎかな?