菅さんを嫌いなわけ


私、前々回の日記で「菅さんは嫌い」 と書きました。
こんなことを書きっぱなしではいけないので、なぜ嫌い
なのか? 考えてみました。


思い出したことがあります。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


昔、森さんが首相だった時のことです。
当時注目を集め出していた情報技術、「I T」 の
文字を見て周囲の人に「イット ってなんだ?」 
と聞いた、という話がマスコミで話題になりました。


最新流行の言葉を知らないアホ総理、という論調で。


そんな折、某野党の幹部が、国会の論戦でこんな質問を
しました。
紙に「I T」 と書いたのを森さんに見せて
「何と読みますか?」。


私は偶然、テレビ中継でそれを見ていました


内心、森さんが「イットだがや。文句あっか?」 と
答える光景を期待したのですが、「アイティーと読みます」 
と神妙な顔で答えていました。


バカらし。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


私の記憶が正しければ、その「某野党の幹部」 が
菅さんでした。
彼は森さんをバカにするつもりだったのでしょう。
ところが逆に、菅さんの方に「高学歴を鼻にかけたイヤなヤツ」
そんな印象が残りました。




老子曰く
上徳は徳とせず、是を持って徳あり。下徳は徳を失わず、
是を持って徳なし。


(高い徳のある人は徳を自慢することが無い、だから徳を
 保持するのである。
 低い徳のある人は徳の見せかけをはらいのけることが
 できない、だから徳がないのだ)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


もう一つ、病原性大腸菌O−157によるカイワレ大根
汚染事件。


あの時の厚生大臣がやっぱり菅さんでした。
あの件は彼が悪いわけじゃありませんが、言動が慎重で
ない、という印象が残りました。