食料自給率についての疑問


「日本の食料自給率は40%。現在のように自由に
食料を輸入できる時は良いが、一旦コトが起ると
大変。」


よく言われる議論です。
しかし、反論する人もいます。
自給率40%はカロリーベースの数字。金額ベース
ではもっと高い。」
農林水産省が予算を獲得するために不安をあおって
いるだけ」


まあ、どちらも正しいんでしょうが。
私にはもっと素朴な疑問があります。


私、休日には女房の荷物もちでスーパーへ買い物に
行きます。そこで観察していると自給率ってもっと
高いように思うのです。


我が家の買い物で、重いかさばるものは以下のような物
  米  もちろん100%国産
  野菜 スーパーにおいてあるのは国産が多い
     我が家では外国産はほとんど買わない
  果物 種類によっていろいろ。
     バナナは外国産、みかんは国産、など 
  肉  店においてあるのは国産のほうが多い
     我が家では外国産はあまり買わない
     国産牛も、餌が外国産のため統計上は外国産
     にカウントするらしい
  魚  国産、外国産半々かな
  卵  100%国産、但し餌は外国産が多い
  パン 原料は100%外国産
  牛乳 国産でしょうが、ほとんど水で、
     カロリーベースでは無視できる


加工食品は産地表示が無く、たぶん外国産が多い
のでしょうが、我が家はあまり買わない。


こうしてみると、少なくとも我が家では自給率はもっと
高そうです。
農林水産省の「陰謀」 ではないでしょうが、統計に
疑問あり、です。