昔読んだ本 「葉隠」


昨日の日記で切腹についてふれました。


切腹といえば 「葉隠」 山本常朝著。
「武士道というは死ぬこととみつけたり」
です。


この言葉、あまりに衝撃的です。
私も興味を持って、昔、読みました。


この言葉には続きがあります。
「武士道というは死ぬこととみつけたり。
 二つ二つの場にて、早く死ぬほうに片付くばかり
 なり。別に仔細なし」


とはいえ、著者、というか当時の武士はみんな
死にたがっていたわけではありません。


主君に対して文字どおり必死に、そして私利私欲無く
仕えて、それでもダメなら責任を取る。その覚悟を
持って事に当たれ。
と言っているのだろうと思います。


昨日の、自殺の話とはレベルが違いすぎますね。