バイオマスについて考える


前回の日記 ↓ の続きです。
http://d.hatena.ne.jp/junti/20110308


地上では、バイオマスといえば圧倒的に多いのは木です。
次が家畜の糞尿。
海草も多いそうですが、回収のことも考えるとやっぱり
木が本命でしょう。


ちょっと前 「バイオマス総合戦略」 なる方針が政府から
出されました。方針に沿った研究開発に対して補助金が出る
制度も出来ています。


この目的は 「CO2排出削減」 でしたが、ここへ来て、
原油の高騰・供給不安から、重要さが見直されています。


木の用途といえば、従来は建築と紙。
この分野と競合しないようにしなければいけません。
そのためには、バイオマスとして利用するのは、
間伐材、林地残材、木材廃棄物 でしょう。


木で発電、といえば従来技術で十分対応できます。
燃やして 熱利用+発電・・・「コジェネレーション」 
といいます。


上記の補助金を利用して、色々なバイオマス利用法の
研究開発が行われています。
例えば、バイオエタノールとか、ペレットとか。
でも、現在のところイマイチ、かな?