続々サマータイム反対論


先日 「サマータイム反対」 ↓ を書きました。
http://d.hatena.ne.jp/junti/20110408
そうしたら、ページビューが急に増えました。
みなさんご興味があるようです。
そこで、調子に乗って続編を書きます。


サマータイム制の具体的なやりかたは2通りあると
思います。


a.日本の標準時を5月1日から10月31日までは
  1時間早める。4月30日深夜12時に時刻を
  5月1日午前1時に変更する。


b.ある会社の勤務時間が朝9時〜夕5時だとします。
  5月1日から10月31日までは
  「勤務時間を8時〜4時にする」 と規則を変える。



〈a案・標準時を変更するには〉
例えば首相官邸を例にとります。
大臣室の時計は菅さんご自身が変えれば済むのですが、
コンピューターシステムの内蔵時計はどうします?
きっと出入り業者に 「やっとけ」 でしょう。
これが全国の役所や企業で起こります。


家庭では・・・
家電内蔵の時計、とくに予約機能を利用するビデオや
炊飯器などの時計は、私が変更しなけりゃならないん
ですが。年に2回。炊飯器の時計の変更方法なんて
知らない。勘弁してよ。


⇒ 家庭のことは我慢するとしても、役所、企業の
  時計を全部変更するのはとても大変。無理。




〈b案・勤務規則を変更することは〉
これは簡単。政府からの通達1本で済みます。
通達(命令)を受けた企業が、実施しようと無視
しようと政府の責任ではない、ということで。
ただし、お役所は必死で規則変更をしなければ
なりませんけどね。
放送局はどうするでしょう。NHK毎朝の連ドラ
は7時から? お昼のニュースは11時から?


⇒ 責任逃れが好きな政府と官僚がやりそうな
  ことですけど、そんなことで効果があが
  るの?


・・・・・・・・・・・・・・・


昔と違って、日本は世界とつながっています。
他国でもサマータイム制を導入している国と
していない国があります。
「あの国の取引先は今何時?」
って、考えるだけでもややこしい。


それだけの節電効果が有るなら、やる意味が
有りますが。