節電 私たちは何をすれば良いのか


東京電力管内では夏場の電力不足が確実になっています。
政府も東電も 「節電しましょう」 とキャッチフレーズを
言いますが、では私たちは具体的に何をすれば良いのか?
数字を拾い出して考えてみます。


東京電力は夏までに供給能力を
7月末5200万kW、8月末5070万KWに増やす目途
が立ったようです。
それに対して需要は、真夏のウィークデイの昼間5500万kw。
(昨年実績で最大需要は6000万KW強だったのですが、
 大丈夫か? まあ、東京電力の発表だから信用して)


午前10時〜午後5時にかけて多くなります。
お昼12時〜1時に若干下がって、午後3時頃がピークに。


ウィークデイの昼間におよそ10%の節電をすれば良い
ことになりますが、需要が供給をオーバーしますと突然
大規模停電が起こり、大変な事になります。
余裕を持つために強めの節電をすべきです。


以前書いた日記から ↓
http://d.hatena.ne.jp/junti/20110405
全消費電力のうち、生産工場と鉄道が消費するのは意外に
少なく、一般家庭、商店、企業の事務所で消費する電力が
75%を占めます。


生産工場へ節電を強制するのは、経済に悪影響を及ぼし
ますし、鉄道も普通に動いてほしい。


とすれば、私たちの節電努力がカギを握ります。
出来れば20%の節電を。


では、どうすれば良いか?
家庭での電力消費は、例を挙げますと
  クーラー 500w(冷却ONの時)
  電灯   50〜100w
  パソコン 50〜100w
  テレビ  50w
  便座暖房 20w
これらを、使わない時は電源を切ること。
待機電力を減らすためメインスイッチを切ること。
便座が暖かくなくてもいいでしょう。夏なんだから。


  洗濯機  200w
  掃除機  200〜1000w
  食洗機  1200w(ヒーターONの時)
掃除、洗濯は朝10時前、または夜やりましょう。
食器は手で洗いましょう。


こういうこまめな節電が大切です。
・・・って、政府や東電の言っていることと同じ結論
になってしまいました。 あたりまえか。


太陽光発電が切り札になるか
昼間10時〜5時の節電が必要だったら、太陽光発電
威力を発揮します。
太陽電池パネルを作るのに電力が要る、という矛盾を
抱えていますが、西日本で作ってもらって関東で使うと
良いでしょう。