COP17閉幕


たまには真面目に環境問題など。


地球温暖化防止枠組み条約締結国会合(COP17)が
南アフリカ・ダーバンで開かれました。


と、その前に前提となる情報を。
京都議定書では日本は基準年比2008〜2012年に
温暖化ガス排出−6%を約束していました。(そのうち、
森林による吸収によって−3.9%)


その期限である2012年は目前です。推移はどうなって
いるのでしょう?
環境省のホームページを見ると、2009年実績は
−4.1% 森林による吸収等−3.7%


よくやっている、という事になりますが、じつは
リーマンショックによる経済減速に助けられた感じ。


「森林による吸収」 の分野はよく健闘しました。


ということで、COP17の結果。
京都議定書の延長が決まりましたが、日本は不参加
にしました。
「大排出国である米国と中国が不参加では意味が無い」
ということで。 正論でしょう。


「2020年までに全ての国が参加するようにする」
そういう結論で閉幕しました。




12月13日 追記
2010年の実績が公表されました。
2009年比+3.9%。 2009年の努力がほぼ
テャラ。
それにしても、遅いよ。公表が。