放射能、食品規制値改訂

厚生労働省が　「食品に含まれる放射性セシウムの規制値」
を改訂します。
今までの　「５００ベクレル／ｋｇ」　は原発事故後
の暫定規制値であったわけです。

新規制値は
　　一般食品　　１００ベクレル／ｋｇ
　　飲料水　　　　１０　　　〃
　　牛乳、乳製品　５０　　　〃
　　幼児用食品　　５０　　　〃
来年４月から適用

ところでなぜ　「セシウム」　だけの規制値なのか？

（セシウムについて）
原発事故で放出される放射性物質の大部分は
セシウム１３７。これは揮発性があり大気中に分散
する。半減期は３０．７年。

（ヨウ素について）
ヨウ素１３１は生体、とくに甲状腺に蓄積し甲状腺がん
を引き起こすとされている。だが半減期が８日間と短く、
危険な時期は既に過ぎた。

というわけで、現状、注意すべきはセシウム、
ということになります。

以前に被爆量についてまとめましたので、ご参考までに。
http://d.hatena.ne.jp/junti/20111210

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