学校で神話を教えないわけ


過去3回の日記で、神話を元にいろんな推理をして
きました。
ところが今、学校では神話を教えないそうです。
だから古事記日本書紀の内容にも触れない。


古事記日本書紀は古くから伝わる伝説、神話の
 集大成ですから、ここではまとめて神話として
 おきます。)


なぜ? 


神話は結局、天皇家の先祖の話です。
一部、天皇制に反対しているグループが、
「神話など、歴史的根拠が無い」 
として学校での教育を拒否している、というのが
実態でしょう。


神話をよーく読み解くと、天皇家の先祖が日本を統一
した過程を、かっこよく美化して語ったもの、
であることがわかります。


例えば
天孫降臨・・・天皇家の先祖は神だ、とした
天の岩戸・・・天照大御神は太陽の化身である、と言いた
       かった
ヤマタノオロチ・・・出雲地方で8人の英雄が居る部族に
          勝ち、戦利品として名刀を手に入れた
因幡の白兎・・・天皇家にひどい目にあわされた人も居た。
        また、大国主という天皇家以外に有力な
        部族が有った
国譲り・・・日本列島統一の過程では、話し合い(威嚇)
      による平定も有った。
神武東遷・・・天皇家と、近畿で敵対していた部族との
       戦い


こういうのを、「荒唐無稽だ」 として切り捨てるのは、
ちょっと想像力が足りないんじゃないの。