イギリス人はおかしい

まだ入院中です。


ありがたいことにこの病院には図書コーナーがあり、
入院患者に自由に本を貸し出してくれます。
暇に任せていろんな本を読みましたが、その中で
衝撃を受けた本を紹介します。


「イギリス人はおかしい」 高尾慶子著


著者はイギリスの有名人のお屋敷で長い間
ハウスキーパーをやってみえました。下層階級の
生活も経験された、その経験談を書いてみえます。




私、イギリスには一種、憧れをもって見ていました。
紳士淑女の国。騎士道精神にあふれた、ウィットに
富んだ人々、と。


それは過去に出版された日本人によるイギリス滞在記 
のようなものを読んで、勝手にそう思い込んでいた
だけのようです。


現実はちょっと違っているみたい。
考えてみたら・・・
日本でこういう著作をするのは、地位も名声も有る
人たち。イギリスへ行っても接するのは上流階級
の人たちでしょう。


ところが中流以下の人たちの暮らしは困窮し、
モラルはかなり低いようです。
例えば公共交通機関、地下鉄やバスはひどい
状態。


サッチャー元首相は、
「イギリス経済を立て直した鉄の女」
として、日本では評価が高いのですが、本国では、
最悪。


詳しくは本書をお読みください。


こういうのを 「目からうろこが落ちる」
って言うんでしょうね






面白かった。というより私には衝撃的な内容
でした。