ユーロ安進行、その陰で喜んでいる国は
ユーロ安が進んでいます。
昨日は一時 1ユーロ=99.77円
まで行きました。
理由はギリシャの政局混乱。
今の情勢だとギリシャはユーロ圏離脱も有りうる
と思われます。したがってユーロが売られ、比較的
安全だと思われている円が買われている、
という状況です。
ユーロ圏の盟主たるドイツ、フランスは、さぞお困り
のことと・・・
しかし、私は秘かに思っています。
「ドイツ、フランスは表面上、困った顔をしているが
内心は喜んでいるんじゃないか」
と言うのは、ギリシャのおかげでユーロは安値になって
います。しかし、ドイツ、フランスの国内産業は順調。
ということは、輸出が絶好調なわけです。
困ってない。
問題は、各国が持っているギリシャ国債が紙屑に
なるかもしれない、というおそれ。
しかし、みなさん黙っていますが、きっと、それぞれ
に保険を掛けるなど、対策は済ませているんじゃ
ないか、と思っています。
ドイツとフランスの首脳が会談の後、記者会見で
「ギリシャがユーロ圏に残留することを望む」
と言ってました。
なるほど。
追記
5月23日 1ユーロ=99.65円まで
円高が進みました。
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