農業補助金って悪ですか


安倍政権が始動しました。
懸案の政策について、方針が発表されつつあります。


原発
選挙期間中は、モゾモゾと奥歯に物が挟まったような
ことを言っていましたが、ここへ来てはっきり言い
だしました。 「原発推進」。
「選挙前と言っていることが違う」 と怒っている
人も居ますが、有権者は判っていたと思います。
自民党原発推進派だ」 と。




《TPP》
これも参加の方向でしょう。ただし困ったことがあり
ます。自民党支持者に農家が多いこと。農家はもちろん
TPP反対です。
どうするべきでしょう?


方法は2通り。
・一定の農産物を無税化の例外とするよう交渉する
・無税化になり農家が困るようであれば、補助金
 助ける




で、ここからが本題ですが


農業補助金に対して根強い反対論があります。
補助金が日本の農業をダメにした」 って。


・・・なぜ? 
補助金をもらえば農家はみんな助かるはず
なのに。


補助金=悪」 の論拠を考えてみました。


・農家は何もしなくても補助金がもらえるから
 努力をしない。国際競争力がつかない。


・零細農家も補助金がもらえるから廃業しない。
 だから農業の集約、大規模化が進まない。


この理論はどちらも、流行の言葉でいえば
「上から目線」 で 「性悪説」 に依っている
ようで、好きじゃない。