オープン価格

以前にも書きましたが「オープン価格」という制度には賛成できません。

DVDデッキの分野で、ブルーレイ陣営とHD・DVD陣営とで競争が
起こっています。それぞれ機器が販売されはじめました。

関係者は学習能力が欠如しているのでしょうか。
以前、ビデオデッキで、ベータとVHSが競争しました。そして敗れた
ベータがどうなったか、記憶に有るでしょうに。もっともビデオデッキ
業界全体としては買い替え需要も含めて「沢山売れたから良かった」と
思っているのでしょうか。

私が言いたいのはそこではありません。
どのDVDデッキを買おうかと検討するとき、値段がわからない!
新聞広告にもパンフレットにも値段は「オープン価格」とあります。
直接店へ行って聞かないとわからない。これは不便です。

以前デジカメを買うときにも同じ経験をしました。パンフレットをもらい
値段を聞き、機種を決定し、どこが安いかを調べるのに3〜4回、店へ
足を運びました。

自分の懐具合と相談するためだけでなく、値段というのはその商品の
性能を正直に反映していると思うのです。そのために、定価でいいから
知りたい。

メーカーが希望する販売価格を公表し、販売店が企業努力によって
それより安く販売する・・・それがいけないのでしょうか・