「古代史ー封印された謎を解く」 関裕二著 PHP出版

本屋でみつけました。以前から関さんの古代史感に共感していたので
買っちゃいました。
安かったし。税込み500円。

「はじめに」の記述に改めて共感しましたので、ご紹介します。

なぜ歴史を勉強するのか・・・
「たとえばあなたが、突然中国(韓国でもいい)への出張を上司から
命令されて、現地の人びとと商談をまとめなければならなくなったと
仮定してみよう。彼らは手強い相手で、過去の日本の侵略問題をとり
あげては、交渉を優位に進めようとしているという情報が入った・・・
あなたはこの難問に、どう対処しようとするか。

もちろん、こういうときこそ、歴史認識のレベルが、勝敗を左右する
のだ。
そうでなくても、今日本は、異端児扱いを受けるか受けないかの瀬戸際
に立たされている。せっかく誇るべき文化と歴史を持っているわれわれ
が、誤解されたまま朽ち果てていくのは口惜しいではないか。子供たち
が世界中から石飛礫(いしつぶて)を投げられ、蔑視されていくのを
見過ごすわけにはいかないのだ。」