久間氏、失言

久間防衛大臣
「原爆はやむを得なかった。戦争を早く終わらせ、ソ連
参戦、北海道占領を防いだ。」 との発言。

情勢分析としては一面正しいのですが、日本の大臣がそれを
言ってはいけません。

あの性格の米国人たちも聞いていますし。
http://d.hatena.ne.jp/junti/20070627

考えてみると、歴代防衛大臣には失言が多い。
なぜか?
久間さんは古いタイプの大臣なのでしょう。
部下の官僚が書いた講演原稿を、何も考えずに読み上げた。
・・・ということだろうと思います。

私の推理では・・・
・・・・・
防衛省には、軍備増強、核保有という悲願があり、国民の
軍事に対するアレルギーを少しでも減らそうとしている。
そのために、大臣に時々過激な発言をさせて国民の反応
の変化を見ている。
「大臣なんて使い捨て。反発が起こったら首をすげかえて
もらえばいいんだから」
・・・・・・
その点、先代、石破さんは賢かった。
言ってはいけないことを心得ていた。
・・・そう思います。


7月4日 追記
とうとう久間さん辞任です。後任は小池百合子さん。
面白い(興味深い)人事です。
民主党のナントカさんが記者会見で「がんばってください」
みたいな趣旨の発言をしていて、好感が持てた。
社民党共産党の人は、小池さんが何もやっていないうちから
ボロクソ。ああいうのってどうなんですかね。