狂いのすすめ

初めて ひろさちや さんの本を読んでいます。
「狂い」のすすめ ひろさちや著 集英社新書


ひろさちや」の語源は WIKIPEDIA によると
Phio(ギリシャ語で「愛」)、Satiya(サンスクリット語で「真理」)
の合成だそうです。


私の常識とは違う話に、戸惑いながら読んでいます。
「世間の常識に逆らって狂え」 だそうです。


著者に叱られますので全部ご紹介は出来ません。
読みたい方は買ってください。


というわけで、一部分、私自身の備忘録として書いて
おきます。


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一般に「今日できる仕事を明日に延ばすな」
      (ベンジャミンフランクリン)
といいますが、著者は別の考えを展開しています。


「明日できる仕事を今日するな。他人ができる仕事を
 自分がするな」 (古代ローマのことわざ)
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ええーっ。
ですが、世界の三大宗教の開祖は皆そういう意味のこと
を言っています。


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エスキリスト
「明日のことを思い悩むな」
イスラム教徒は
未来のことを言うとき必ず「インシャラー」
(もしも神がそれを望むなら)と付け加えます。
仏典では
「過去を追うな。未来を願うな。誰か明日の死のある
 ことを知らん」
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皆さんも納得できない方は、本書を買って前後の文脈
を読んでください。